ミュアヘッド杯 檜垣昭子さん、品部祐児さんが優勝 男女とも2連覇

ミュアヘッド杯 檜垣昭子さん、品部祐児さんが優勝 男女とも2連覇 800 530 千葉のゴルフ場【ブリック&ウッドクラブ】


ミュアヘッド杯
檜垣昭子さん、品部祐児さんが優勝
男女とも2連覇

記録的な酷暑となった2018夏。恒例のミュアヘッド杯が3週にわたって戦われました。「生きてホールアウトできれば目的達成だね」などと、汗で全身びっしょりになったプレーヤーたちがぼやく中、栄冠を目指す猛者、猛女たちは着実にスコアをまとめていきました。結果、最終日の7月22日、女子は檜垣昭子さんが、男子は品部祐児さんが僅差で逃げ切り、優勝を飾りました。なんと、お二人とも昨年の勝者であり、2連覇の偉業達成でした。

初日の7月8日、2日目の15日とも天候は晴れ。つまり頭がくらくらするような猛暑でした。檜垣さんは2日間を86、86でトップを守り、最終日は85、91で4打差に迫った山中通子さんとのデッドヒートとなりました。前半で同点となり、一時は山中さんリードの局面も。しかし、猛追及ばず、トータル1打差で山中さんは涙をのみました。

2連覇を達成した檜垣さんは「連覇を意識しないように、と自分に言い聞かせていました。昨年、3日目に大たたきしてしまったので、その自分に勝ちたいと。山中さんは本当にミスが少なく、ナイスプレーでした。最後は熱中症気味になってふらふらでしたが、幸運にも逃げ切れました」と語りました。

男子は、接戦で最終日を迎えました。トータル163で品部さん、清水栄太郎さんが並び、野口道男さん165、寺島久史さん166などが続きます。最終日、数人がトップ争いに絡む競り合いを繰り広げ、結局、17番ホールで品部さんが清水さんに2打差をつけ、トータル239で逃げ切りました。

広島県出身の品部さんは、西日本大豪雨に見舞われた故郷のことに触れ、「幸い、直接の被災はありませんでした。家族も『帰ってこなくていい』と言ってくれて、ほっとしてプレーできました。ほかの選手たちは本当に崩れないので参りました。ほんのちょっとの差でした」と話しました。