第一回 赤ティー選手権

第一回 赤ティー選手権 0 0 千葉のゴルフ場【ブリック&ウッドクラブ】


第一回 赤ティー選手権


第一回
赤ティー選手権

写真:第一回赤ティー選手権

1月28日(月)、競技委員会主催、出場者全員が赤ティーからプレーする「赤ティー選手権」が行われました。22日(月)に降った雪がまだ若干ラフに残っている状態でしたが、77名が参加しました。自分のハンディキャップに相応するターゲットスコアのネットの部とグロスの部で競います。

この選手権を準公式競技と位置付けた理由を竹井俊樹競技委員長に聞きました。

「理由は3つあります。まず、競技の観点から言うと、ローハンディで飛距離があり技術のある人たちに有利なように思われるかもしれませんが、彼らにとっては景色も違い、ターゲットスコアも少なくなる。たとえば、ハンディキャップ10のAクラスの男性が赤ティーから回るときのターゲットスコアは75です。落としどころが非常に重要、それによってグリーン上のパットやショートゲームも影響を受けます。バーディ狙いだから飛べばいいというわけにはいかず、競技としてきわめておもしろい。2つ目は、性別も年齢もハンディも違う人たちが同じ組で同じティーから回るということは、競技でありながら親睦を兼ねられること。3つ目は冬場の集客です」

竹井委員長の指摘どおり、ネットの部で優勝したのは女子Cクラスの細田由美子さん。ターゲットスコアに対し−4でした。

「日頃と同じティーなので、何の違和感もなかったのが良かったような気がします。アンダーハンディなので当たり前ですが、同じティーから素晴らしいスコアで回っている方が多いのに優勝なんて、なんだか申し訳ない気がします。使用ティーが違うとそんなふうには感じないのに不思議ですね」とのことでした。

グロスの部で優勝したのは36/34の70で回った男子Aクラスの水田文生さん。

「日頃競技で一緒にプレーしていない方と回るので、クラブチャンピオンにもなった自分としては、変なボールを打てないというプライドがあって、それがプレッシャーになりました(注:実際に、同じ組になった中島健一郎さんは水田さんとプレーできることをとても喜んでいました)。落としどころが難しいし、チャレンジするホールと守るホールを見極めなければならず、全く違うコースでやっているような気がしておもしろかったです。A・B・Cクラス合同で一つのティーからプレーするというのはBWCらしく、楽しかった。しかも競技であってコンペではないというところがいい。今後も続けたほうが良いと思います」

技量によって違う競技のように思われるところが興味深い赤ティー選手権でした。