10月16日、クラブ選手権の決勝が行われ、男子は、竹添大晃さんと生木俊輔さんが初のファイナリストとなり、竹添さんが4＆3で優勝。女子は上野むつ子さんと初の決勝進出の加賀見敦子さんが勝敗を争い、上野さんが4＆2で優勝しました。

竹添さんは、「決勝まで楽な試合は一つもなく、今日も1ラウンド目が終わって3ダウンでした。スイングのタイミングを少しずつ修正しながら2ラウンド目から開眼し、そこから逆転できました。今年はゴルフを始めてから30年目の節目の年。このタイトルを獲得できて本当に嬉しい。」生木さんは、「勝負どころで自滅してしまい竹添さんの勢いを止められませんでした。でもマッチプレーはとても楽しい。初めてプレーする方の人となりが分かって、最後は友達になれる。」

上野さん「昨年5冠を取らせて頂いて、競技はもういいかなと半分思いながらでしたが、順調に勝ち上がってきてしまったので、急に欲しくなりました。ゴルフ寿命の短い私なので、きっと勝利の神様が応援してくれた結果だと思っています。」加賀見さんは、「実はマッチプレーが大の苦手で、ここまで来れたのは奇跡的なパットが続いたおかげでした。ただ今日はそのパットが入りませんでした。」

上野さんは、2度目のクラブ選手権女子優勝で、公式競技7回目の優勝（理事長杯、ミュアヘッド杯、クラブ選手権女子2回、シニア女子2回、スーパーシニア）の偉業を達成しました。上野さんはスピーチの最後で、「3週間キャディをしてくれた主人に大変感謝しています。『古希になったら主婦業は引退します』と話していたのですが、これで喜寿までやることにしました」と会場を沸かせました。