第2回赤ティー選手権 飛距離より正確さで勝負
男女90人超が熱戦、繰り広げる

第2回赤ティー選手権 飛距離より正確さで勝負
男女90人超が熱戦、繰り広げる
500 375 千葉のゴルフ場【ブリック&ウッドクラブ】


第2回赤ティー選手権
飛距離より正確さで勝負 男女90人超が熱戦、繰り広げる

普段は飛距離の出ない女性向けとされる赤ティーですが、そこを舞台に、シングルハンディキャッパーから初心者まで、80歳超から小学生までの男女が競う第2回赤ティー選手権が1月27日(日)、開催されました。「競う」というのは、決してお愛想の表現ではありません。歴代の男女クラチャンやシニアチャンプをはじめ、「赤ティーからなら私だって」という女性ら90人以上のメンバーが参加し、冬の寒空の下、1月から導入されたゴルフ新ルールに則って競い合いました。

 この選手権のきっかけは2年前、コースレーティングを更新し、赤ティーからの難易度を正式に決めたことでした。バックティー常連のA組男子も初心者の女子も、それぞれのハンディに従って公平に競うことが可能になったのです。

 スクラッチで勝負をする「男女グロス部門」と、ハンディを踏まえたネットスコアを競う「ターゲットスコア部門」(男女共通)で争いました。ネットスコア部門で参加者全員の頂点に立ったのは玉野くに子さん。ハンディキャップ26、ターゲットスコア99のところ、2アンダーで優勝を飾りました。ちなみにネットのアンダーパーは、玉野さんを含めて2人しかいませんでした。

 ガチ勝負の男子グロス部門の優勝は朝倉守さん。35/36の合計71という見事なスコアでした。朝倉さんは2015年のクラブチャンピオンです。クラチャンのタイトルを目指して、ゴルフの組み立てやアプローチを学ぶ狙いで、赤ティーから練習を重ねていたそうです。

 女子グロス部門の優勝は檜垣昭子さん。彼女は2017年の女子クラブチャンピオンです。41/40の計81。シニアチャンプなどのタイトルを持つ檜垣さんですから、それだけ我がコースは難しいということなんですね。ちなみに、男子の赤ティーのコースレートは65.0、女子は70.4です。

 飛距離は二の次。正確なショットとパットが赤ティー選手権の要諦です。来年の、あなたの挑戦をお待ちしています。